2013年6月30日日曜日
世界遺産
ちょうど先週、富士山が世界文化遺産に登録♪
ユネスコの世界遺産委員会で、三保の松原を含めて登録することにドイツの委員が賛成したことが何度もテレビで放送されて、見ててちょっぴりうれしかったニャ=^_^=
これで日本にある世界遺産は文化(13)と自然(4)を合わせて17ヶ所。
いつか全部見に行ってみたいニャ=^_^=
(ドイツ大使館ホームページから www.japan.diplo.de)
ところで今回の世界遺産委員会では、ドイツからカッセルにある「ヴィルヘルムスヘーエ城公園」も世界文化遺産に登録♪
これでドイツの世界遺産は文化(35)と自然(3)を合わせて38ヶ所。
どんな世界遺産があるか地図にしてみよっ♪て軽い気持ちで始めたら、
結構あるんですニャ、これが・・・
正直、途中で諦めちゃおっと思ったくらい。
だって、世界遺産の構成を拾っていったら、これがまた数が多いんだもん=^_^:=
より大きな地図で ドイツの世界遺産 を表示
でも調べてたら、と〜っても行きたくニャっちゃった♪
みなさんも「ドイツの世界遺産めぐりの旅」ニャんていかがかニャ=^_^=
2013年6月29日土曜日
あっという間に
読んじゃいました♪
ネレ・ノイハウスさん作、酒寄進一さん翻訳の『白雪姫には死んでもらう』。
物騒なタイトルにビクビクしニャがら(?)、でも怖いもの見たさでドンドンドンドン引き込まれて、気がついたらこれまでの自己最速記録で読了。
フォロワーさんからもあまりの早さに驚きのツイートが=^_^;=
まだ読んでる最中のフォロワーさんもいることですし、感想は心の中にしっかりしまっときましょ♪
でも、ドイツミステリ界の女王ノイハウスさんと酒寄さんの息の合った翻訳で、ボクがとってもとっても楽しい時間を過ごさせてもらったことは言ってもい〜かも♪
とゆ〜ことで、ここ数日はツイッターもブログもちょっとオアズケ状態でして・・・
これからちゃんと書きますから、許してニャ=^_^;=
2013年6月26日水曜日
物騒なタイトル
ケルスティン・ギアさん作、遠山明子さん訳の『青玉(サフアイア)は光り輝く』を読了。前作『紅玉(ルビー)は終わりにして始まり』からの続きだったので(ボクにしては)スイスイ読めた感じ♪
ファンタジーだけどスリルがあって、ボクは「セメリウス」がお気に入りかニャ=^_^=
3部作のこのシリーズは映画にもなって、ドイツではとっても人気みたい。
6月2日の朝日新聞Globe版の「ミュンヘンの書店から」には、5月6日付けの『Der Spiegel』の小説部門のベストセラーが載ってたけど、この3部作最後の作品『Smaragdgrün』が堂々の10位に入ってる♪
どうやら最後の作品は「エメラルド」のよ~ですニャ♪
今回の装丁もステキだったけど次はどんな風にニャるのか・・・楽しみだニャ=^_^=
さぁ、これから読むドイツミステリのタイトルは『白雪姫には死んでもらう』。
ニャんとも物騒なタイトル=^_^;=
白雪姫がかわいそ〜!
それにしても何で「白雪姫」?
「シンデレラ」じゃダメだったんだろうか?
個人(猫)的には「眠れる森の美女」が・・・って、だんだん本題から逸れてますニャ=^_^;=
いや待てよ、本来ならば昨年2012年が「グリム童話生誕200年」だったのに、グリム童話の初版が出たのが1812年12月だから、今年を「グリムイヤー」として引き続き「グリム童話生誕200年」をお祝いしようと盛り上げてるドイツ観光局の企みか?!
でも、この作品はもうドイツでは出版以来3年間書店に並び続ける程の人気作だから、グリム童話とはやっぱり関係無いか・・・=^_^;=
最初に登場人物を紹介するページがあるけど、そこに並ぶ名前と説明を見ると「事件」のことが薄っすらと浮かんでくる感じ。
でも「11年前の被害者」の2人のうち1人の家族のことがどこにも書いてない・・・登場しないからニャの?
そして「ピア・キルヒホフ」という見覚えのある名前が・・・
あ、ちょうど1年前に読んだ『深い疵』と一緒だ♪
ネレ・ノイハウスさん作、酒寄進一さん翻訳の名コンビによるこの作品、今からも~ワクワク♪ニャ=^_^=
2013年6月25日火曜日
Ich bin ein Berliner
午後2時を過ぎたあたりはお天気がぐずついて、おまけに港区に大雨、洪水警報が出る始末・・・
開催するか迷って、一時はフェイスブックやツイッターで中止をお知らせしようとまで考えたけど、雨が上がりだんだんお天気が回復♪
予定通り午後3時、4回目の「ドイツ大使館の壁」ミニガイドツアーが行われたニャ=^_^=
この企画、雨の場合は中止なので、今日はそれこそ判断に困る天気だったにもかかわらず、千葉県や埼玉県からわざわざ駆けつけてくれた方も♪
参加してくれた方の中には、以前この付近に住んでいた方もいて当時の様子を懐かしく職員さんに話してたニャ=^_^=
この壁ツアーは大使館が業務をしている平日の午後に開催されるので、学生さんやお勤めしてる人はなかなか時間を作るのがタイヘンかも・・・
だから1回目のツアーの時は一人も来ないんじゃニャいかって心配してたけど・・・→http://nekoblog-yg-japan-archive.blogspot.de/2013/03/blog-post.html
2回目♪
3回目♪
毎回みなさん楽しみに来てくれて、とってもうれし〜♪
さて、壁展示のテーマは今回も「エリゼ条約50周年」。
実は今日のタイトル、「Ich bin ein Berliner(イッヒ ビン アイン ベルリナー)」は50年前の明日、1963年6月26日にアメリカのケネディ大統領が西ベルリンで演説をした際の名文句♪
「私はベルリン市民である」
ちょうどエリゼ条約が締結され、ベルリン大空輸から15年の節目の年に、ベルリンの壁が作られてから初めてのアメリカ大統領による西ドイツへの強い意志を表す歴史的明言。
あれから50年、先日オバマ大統領もベルリンのブランデンブルク門の前で演説してましたニャ=^_^=
この演説の場合「Berliner(ベルリナー)」はベルリン市民っていう意味だけど、実は同じ呼び方で有名なドイツの菓子パンもあるんだ・・・
この写真に写ってるのが「Berliner」。中にジャムの入った揚げパンで周りに粉砂糖がふってあって大晦日(又は年末)とカーニバルの時期に限定で食べるんだ♪
もしかして、当時ケネディ大統領の演説を「私はジャム入り揚げパン」って訳した人がいたとかいなかったとか・・・=^_^;=
2013年6月20日木曜日
最初の作品到着♪
新潟県の巻西中学校から「わたしのドイツ」の今年最初の作品が到着♪
オールドビートルが懐かしい雰囲気を演出してますニャ=^_^=
絵画コンテスト「わたしのドイツ」は今年で6回目。
毎回すてきニャ作品がたっくさん届いてとっても楽しみ♪
ちょうど今、6月26日(水)まで仙台の東北工業大学一番町ロビーでは、昨年の「わたしのドイツ」の宮城県の小・中学生の作品展をやってますニャ=^_^=
(東北工業大学のホームページから http://www.tohtech.ac.jp/news/lobby/)
今年のテーマは「ドイツとわたし」。
応募に関する情報はドイツ大使館のホームページをどうぞ♪
http://www.japan.diplo.de/Vertretung/japan/ja/02-botschaft/aktivitaeten/malwettbewerb-2013.html
今年もみんなの作品を楽しみに待ってるニャ=^_^=
2013年6月19日水曜日
歴史をさわる
愛知県から江南市立古知野(こちの)中学校のみなさんがやってきたニャ=^_^=
みなさんの質問に答えるのはハニッシュさんとホーボルトさん♪
少しでもたくさんドイツのことを知って帰りたいと、みんな真剣。
ハニッシュさんとホーボルトさんはそんなみなさんのために、身近なところからドイツを紹介♪
例えば、身の回りにあるドイツ語を例にして・・・
特に有名なのが、やっぱ「アルバイト」かニャ=^_^=
でも日本で使われてる「アルバイト」とはちょっとニュアンスが違う・・・
「働く」って意味は一緒だけど、ドイツでは生業を営むことを指すんだ。パートタイムで副業を指す日本の「アルバイト」とは違います。だからドイツ大使館の職員さんはみんな大使館でアルバイト♪
他に日本でよく目にするドイツの製品のこととか、ホンモノの「ベルリンの壁」にさわってもらい当時の様子を解説してドイツをより深く紹介♪
お天気が心配されたけど、雨が降ってなかったので大使公邸のお庭も見学。
日独友好親善之鐘♪
緑まぶし〜しだれ桜の前で♪
今日知ったドイツのことをぜひお友だちやご家族のみなさんに伝えてニャ=^_^=
2013年6月18日火曜日
ルビーの次は
フェルディナント・フォン・シーラッハさん作、酒寄進一さん訳の『コリーニ事件』の次に今読んでるのは、ケルスティン・ギアさん作、遠山明子さん訳の『青玉(サフアイア)は光り輝く』。
そう、以前紹介した『紅玉(ルビー)は終わりにして始まり』の続編。
だいたい人物設定が頭の中に入ってるから、今回はスムーズ♪
内容もなかなかドキドキもので、前回同様「時の感覚」に振り回されてる感じ・・・
「もう、時間旅行者(タイムトラベラー)なんだから、未来に行けばい〜のに!」ってちょっと思っちゃったけど、先を急がず「その時」を楽しみましょ♪
みなさんもドイツファンタジーで一緒に時間旅行してみません?=^_^=
2013年6月17日月曜日
ヤン坊マー坊と日独友好親善之鐘
(朝日新聞6月15日より)
おとといの新聞の記事にちょっとびっくり。
ボクも昔から親しんできた「ヤン坊」と「マー坊」に会えなくなると思うとやっぱり寂しい・・・
実はこの天気予報でおなじみのヤンマーは、ちょっとドイツ大使館と関係があるんだ。
大使公邸のお庭にあるこの「日独友好親善之鐘」。
ドイツ大使公邸がここ南麻布の地に移ってきた当時、鐘楼には戦時中の供出により梵鐘が無かったので、ヤンマーの創業者の山岡孫吉さん(1888〜1962)がドイツに対する感謝の気持ちを込めて寄贈してくれたんだ♪
1912年に山岡さんはヤンマーの前身「山岡発動機工作所」を創業。その後、ドイツでディーゼルエンジンを発明したディーゼル博士(1858〜1913)の息子オイゲン・ディーゼルさん(1889〜1970)と会い、ディーゼルエンジンを研究。漁船にも使えるように小型化に成功してディーゼルエンジンの商業化に成功したんだ。
1955年にはドイツ発明協会から「ディーゼル金賞牌」を、1957年には当時の西ドイツから「ドイツ大功労十字章」をもらってるニャ=^_^=
この鐘には「DIE TÖNE VERHALLEN, ABER DIE HARMONIE BLEIBT.」というゲーテの詩の一節が刻まれ、
その反対側には「美しい世界は感謝の心から」という山岡さんの座右の銘が刻まれてるんだ。
そしてその横にはこの鐘を制作した、人間国宝の香取正彦さん(かとりまさひこ、1899〜1988)と鋳造の名人、老子次右衛門さん(おいごじえもん、1878〜1962)の名前が・・・すっごい鐘ですニャ=^_^=
山岡さんは自身が開発したディーゼルエンジンを使った漁船や農業機械を使う人たちにとって天気予報が大切と考えてこの「ヤン坊マー坊天気予報」を1959年に始めたんだって♪
あれ、1959年というと昭和34年。鐘に刻まれた年と一緒だ♪
ゲーテの一節の意味は、「鐘の音は(いずれ減衰して)消えてしまうけど、ハーモニー(その時に聴いた印象)は心に残る」。
山岡さんの気持ちはきっといつまでも、みんなの心に残りますニャ=^_^=
おとといの新聞の記事にちょっとびっくり。
ボクも昔から親しんできた「ヤン坊」と「マー坊」に会えなくなると思うとやっぱり寂しい・・・
実はこの天気予報でおなじみのヤンマーは、ちょっとドイツ大使館と関係があるんだ。
大使公邸のお庭にあるこの「日独友好親善之鐘」。
ドイツ大使公邸がここ南麻布の地に移ってきた当時、鐘楼には戦時中の供出により梵鐘が無かったので、ヤンマーの創業者の山岡孫吉さん(1888〜1962)がドイツに対する感謝の気持ちを込めて寄贈してくれたんだ♪
1912年に山岡さんはヤンマーの前身「山岡発動機工作所」を創業。その後、ドイツでディーゼルエンジンを発明したディーゼル博士(1858〜1913)の息子オイゲン・ディーゼルさん(1889〜1970)と会い、ディーゼルエンジンを研究。漁船にも使えるように小型化に成功してディーゼルエンジンの商業化に成功したんだ。
1955年にはドイツ発明協会から「ディーゼル金賞牌」を、1957年には当時の西ドイツから「ドイツ大功労十字章」をもらってるニャ=^_^=
この鐘には「DIE TÖNE VERHALLEN, ABER DIE HARMONIE BLEIBT.」というゲーテの詩の一節が刻まれ、
その反対側には「美しい世界は感謝の心から」という山岡さんの座右の銘が刻まれてるんだ。
そしてその横にはこの鐘を制作した、人間国宝の香取正彦さん(かとりまさひこ、1899〜1988)と鋳造の名人、老子次右衛門さん(おいごじえもん、1878〜1962)の名前が・・・すっごい鐘ですニャ=^_^=
山岡さんは自身が開発したディーゼルエンジンを使った漁船や農業機械を使う人たちにとって天気予報が大切と考えてこの「ヤン坊マー坊天気予報」を1959年に始めたんだって♪
あれ、1959年というと昭和34年。鐘に刻まれた年と一緒だ♪
ゲーテの一節の意味は、「鐘の音は(いずれ減衰して)消えてしまうけど、ハーモニー(その時に聴いた印象)は心に残る」。
山岡さんの気持ちはきっといつまでも、みんなの心に残りますニャ=^_^=
2013年6月16日日曜日
ベルリンのこびとは街にいる♪
バーバラが送ってくれたベルリンの楽しい写真をご紹介♪
ベルリンテレビ塔をバックに、ローザ=ルクセンブルク=プラッツ(Rosa Luxemburg Platz)にある「トール通り(Torstraße)の看板の上をよ〜く見ると・・・
ニャんと可愛らしいこびとさんが♪
これは一種のストリートアートで、ホントは看板の上とかに置いちゃだめだけど、ベルリンは寛容ニャ街だから、人々はそっと見守ってるみたい♪
「little man berlin」とか「cork man berlin」で画像検索してみると、他のこびとさんも発見されてるニャ=^_^=
より大きな地図で ベルリンこびとづかん を表示
そしてこちらは、アム・ルストガルテン(Am Lustgarten)近くのアイゼルネ橋(Eiserne Brücke)のこびとさん。橋の欄干とセットになってて身動きがとれないにもかかわらず、両腕にはぎっしりと南京錠が・・・=^_^;=
この南京錠は「ラブ♡ロック(Love lock)」といって恋人たちが愛の証として名前を書いた南京錠を橋に付けるんだ。そして南京錠の鍵を川へ投げ込み永遠の愛を誓う・・・
昔は木に名前を彫っていたんだけど、今はこのスタイルが定着したみたい♪
みなさんもベルリンに行ったらぜひ探してみて♪
バーバラ、ありがと♪ニャ=^_^=
2013年6月13日木曜日
Vollkornbrötchen
愛知県から知多市立中部中学校のみなさんがやってきたニャ=^_^=
今日もハニッシュさんとマナさんがみなさんの質問にお答えしま〜す♪
ドイツの国旗の色の由来からドイツと日本の文化の違い、ドイツの民族衣装などについて熱心に質問。
ドイツと日本のつながりが強くなった理由については、2011年の「日独交流150周年」を例に説明。日本もドイツも文化的には違うところがいっぱいあるけど、互いに理解してお互いを大切に思い、絆をつないできた結果、両国とも距離的には離れているけど、とても近しく、共通した点も多いをことを知ることとなったんだ♪
医療関係にドイツ語をよく見つけるけど(カルテ、ギプス、ノイローゼ・・・)、これは日本がドイツをお手本にしてきたから♪
世界的に有名なドイツの陶磁器メーカーのマイセンは日本の有田焼の技術を学んだんだって。
今日はハニッシュさんからVollkornbrötchen(フォルコーンブレートヒェン)をご紹介♪
このドイツパンは小麦粉にライ麦粉やライ麦の実を粗挽きして粒のまま混ぜて焼いてるんだ。使うお砂糖やお塩は通常のドイツパンより少ないのでとってもヘルシー♪
美容と健康にとっても良いドイツパンですニャ=^_^=
2013年6月12日水曜日
ブレッツェルは乙女の祈り
愛知県からみよし市立三好丘中学校のみなさんがやってきたニャ=^_^=
ドイツの女子学生の間で流行っているものからドイツの環境政策まで、みなさんの熱心ニャ質問に答えるのはハニッシュさんとマナさん♪
ドイツでは一般の人の環境に対する意識がとっても高いんだ。三好丘中学のみなさんも日頃から節電を心がけて環境に配慮してるみたい♪
ひと通り説明を終えた後はハニッシュさんからドイツパンの紹介。
それにしてもブレッツェルはどうしてこんな形をしてるんだろ?
これには諸説あるみたい。(ウィキペディアにも色々と紹介されてますニャ・・・)
ドイツパンの店タンネさんに聞いてみると、「乙女が胸の前で手を組んでいる形」って説明してくれたよ♪
ニャるほどロマンチックですニャ=^_^=
焼き上がりのおいしそうな茶色にするため、焼く前に水酸化ナトリウム水溶液にくぐらせてから、生地がうまく膨らむように切れ目を入れて平らなところに並べて焼くんだって。
ブレッツェルはドイツ語で「Brezel」。英語では「Pretzel」なので「プレッツェル」って表記が多いんだけど、ドイツ語の発音では「プ」ではなくて「ブ」ニャんです。
朝から降ってた雨が、不思議ニャことにみなさんが外に出る頃にはそんなに気にならない程度に♪
足元に気を付けながら大使公邸のお庭を見学。
楽しい修学旅行を続けて♪ニャ=^_^=
2013年6月11日火曜日
ベルビュー宮殿の桜
(photo:Bundespräsidialamt)
ここはベルビュー宮殿のお庭。
そしてこの写真の中ほどに見えるちょっと背が低く葉が青々と茂った木が、2011年6月に「日独交流150周年」で皇太子殿下がドイツに行かれた時に当時のヴルフ大統領と一緒に植えられた桜の木。
(photo:Bundespräsidialamt)
2012年4月にガウク大統領から皇太子殿下に宛てた書簡には、ベルビュー宮殿の桜が満開に咲き誇ってるって書いてある♪(大使館のホームページへ → http://www.japan.diplo.de/Vertretung/japan/ja/04-deutschland-und-japan/042
-dj150/20120511-veranstaltungen-konzert-gauck.html)
日本では2011年10月にヴルフ大統領が来日して、皇太子殿下と一緒に有栖川公園にボダイジュの苗を植えられましたニャ=^_^=
立派な囲いで大切に守られて、
すくすく育ってます♪(見えるかニャ?)
ベルビュー宮殿はドイツ大統領のレジデンス(官邸)。
プロイセン時代の建築家ブモーン(Michael Philipp Boumann、1747〜1803)が、画家で建築家のフォン・クノーベルスドルフの荘園のあった場所に、フェルディナント・フォン・プロイセン(プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム1世の息子でプロイセン王フリードリヒ2世の弟)のサマーレジデンスとして1786年に建築。ドイツで最初のネオクラシックスタイル(新古典主義建築)の建物ニャんだ=^_^=
より大きな地図で ベルビュー宮殿 を表示
1928年からは当時プロイセン王国が解体されてできたプロイセン州の持ち物となって民族博物館として使用、1938年からはナチのゲストハウス。第2次世界大戦では大きなダメージを受けて1950年代に修復されて1959年にホイス大統領が当時の西ドイツの第2レジデンスとして利用を再開。ちなみに第1レジデンスは西ドイツの首都ボンのハンマーシュミット邸(Villa Hammerschmidt)。その見た目から「ボンのホワイトハウス」って呼ばれてるんだって♪
そしてドイツ統一後の1994年にヴァイツゼッカー大統領がベルビュー宮殿を第1レジデンスとしたんだ。
歴代ドイツ大統領の中ではヘルツォーク大統領だけがベルビュー宮殿に住んだみたい。その後ベルビュー宮殿は2004年と2005年に改築して2006年1月に第1レジデンスとして再開。でも改築計画に居住空間は含まれていなかったので、大統領はベルリン南西のダーレム(Dahlem)の政府保有のお屋敷に住んでるんだって♪
ドイツ大統領府のホームページにベルビュー宮殿の中の図が載ってる→ http://www.bundespraesident.de/DE/Die-Amtssitze/Schloss-Bellevue/Raeume-Park/raeume-und-park-node.html
(photo:Bundespräsidialamt)
ベルビュー宮殿の桜、花が咲いてるとこも見てみたいニャ=^_^=
ここはベルビュー宮殿のお庭。
そしてこの写真の中ほどに見えるちょっと背が低く葉が青々と茂った木が、2011年6月に「日独交流150周年」で皇太子殿下がドイツに行かれた時に当時のヴルフ大統領と一緒に植えられた桜の木。
(photo:Bundespräsidialamt)
2012年4月にガウク大統領から皇太子殿下に宛てた書簡には、ベルビュー宮殿の桜が満開に咲き誇ってるって書いてある♪(大使館のホームページへ → http://www.japan.diplo.de/Vertretung/japan/ja/04-deutschland-und-japan/042
-dj150/20120511-veranstaltungen-konzert-gauck.html)
日本では2011年10月にヴルフ大統領が来日して、皇太子殿下と一緒に有栖川公園にボダイジュの苗を植えられましたニャ=^_^=
立派な囲いで大切に守られて、
すくすく育ってます♪(見えるかニャ?)
ベルビュー宮殿はドイツ大統領のレジデンス(官邸)。
プロイセン時代の建築家ブモーン(Michael Philipp Boumann、1747〜1803)が、画家で建築家のフォン・クノーベルスドルフの荘園のあった場所に、フェルディナント・フォン・プロイセン(プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム1世の息子でプロイセン王フリードリヒ2世の弟)のサマーレジデンスとして1786年に建築。ドイツで最初のネオクラシックスタイル(新古典主義建築)の建物ニャんだ=^_^=
より大きな地図で ベルビュー宮殿 を表示
1928年からは当時プロイセン王国が解体されてできたプロイセン州の持ち物となって民族博物館として使用、1938年からはナチのゲストハウス。第2次世界大戦では大きなダメージを受けて1950年代に修復されて1959年にホイス大統領が当時の西ドイツの第2レジデンスとして利用を再開。ちなみに第1レジデンスは西ドイツの首都ボンのハンマーシュミット邸(Villa Hammerschmidt)。その見た目から「ボンのホワイトハウス」って呼ばれてるんだって♪
そしてドイツ統一後の1994年にヴァイツゼッカー大統領がベルビュー宮殿を第1レジデンスとしたんだ。
歴代ドイツ大統領の中ではヘルツォーク大統領だけがベルビュー宮殿に住んだみたい。その後ベルビュー宮殿は2004年と2005年に改築して2006年1月に第1レジデンスとして再開。でも改築計画に居住空間は含まれていなかったので、大統領はベルリン南西のダーレム(Dahlem)の政府保有のお屋敷に住んでるんだって♪
ドイツ大統領府のホームページにベルビュー宮殿の中の図が載ってる→ http://www.bundespraesident.de/DE/Die-Amtssitze/Schloss-Bellevue/Raeume-Park/raeume-und-park-node.html
(photo:Bundespräsidialamt)
ベルビュー宮殿の桜、花が咲いてるとこも見てみたいニャ=^_^=
2013年6月9日日曜日
『コリーニ事件』
フェルディナント・フォン・シーラッハさん作、酒寄進一さん訳の『コリーニ事件』読了。
『紅玉(ルビー)は終わりにして始まり』(ケルスティン・ギアさん作、遠山明子さん訳)を読み終えてからもう1カ月半、遅読の上に超とスーパーが付くので、ホント「漸く」って感じ・・・=^_^;=
このドイツミステリを読むにあたって、まずこの本に関するあらゆる情報を遮断。例えばヤングジャーマニーに連載中のマライ・メントラインさんの「マライ•de•ミステリ 17ある程度ネタバレ御免:『コリーニ事件』の威力!」や、発行元の東京創元社さんのホームページは絶対見ないようにするとか、本の帯も外して「見てしまった」情報を極力忘れるとか・・・
こうして『コリーニ事件』を担当する主人公の弁護士と同じ様に真っ白ニャ状態から「事件」に向き合ったのですが・・・
(これから読む人の為に極力核心に触れず、ネタバレしニャい様に感想を書きますニャ=^_^;=)
冒頭の事件発生のシーン。そこは主人公と違って現場の目撃者となるわけですけど、その後の展開からすぐに目撃者と主人公の得る情報にさしたる違いが無いことがわかる・・・
そしてしばらくは正直言って退屈・・・=^_^;=
ありきたりの日常は特に華飾無く表現されて(それは来たるべく急展開に備えてワザとそう書いてる?!)、特にワクワク感もなくページをめくっていく日々でした。(←だから読むのに時間がかかった?!)
しかし、この本の設定(登場人物同士の関係)が次第に明らかになるにつれて、大型船がゆっくり航行を始める様に退屈な時間が緊張へと変わって行く・・・
でも、法廷での展開ははっきり言って素人目にも主人公の新米弁護士の敗北はみえみえ。口数が極端に少ない(それは弁護を望んでいない?!)犯人からは、弁護するに十分な情報が得られず、いったいこの本はどういう落とし所が待っているのかという「終わり方」にもはや関心が・・・
でも、主人公の新米弁護士が限られた情報をひとつひとつ反芻し読み解いていき、凶器の写真を改めて見直すところから話は新しい局面へ。
その後の裁判では検察側、裁判長(や読者までも)がまったく予想していなかった展開が。
そしてここから話が格段に興味深くなり左前足の本を握る感覚がかなり「薄く」感じられるあたりで、ボクは確実に今まで読んだ量と同じくらい、いやそれ以上の「続き」を確信。
「でも、これって上・下巻ものじゃなかったよニャ・・・?」
裁判は確実にそれまでの展開とは逆になり、もうボクの頭の中では新しい局面が繰り広げられ、その興味深くなる興奮がページ数の少なさに反比例する感じ!
でも、終わりからたった2ページ目で・・・
この様な題材で本を書き、またその本が売れ、社会が動く。これは全て今のドイツなのですニャ・・・
今、見返して冒頭のヘミングウェイの言葉を見つけ、読み始めたときは何気なく読み飛ばしていたこの言葉がなるほどこの事件の全てニャんだと気付かされる・・・
そして同時にバイエルン・ミュンヘンの「Mia san mia」が頭に浮かんだニャ=^_^=
2013年6月7日金曜日
ドイツの結婚式♡
昨日のブログに書いたハニッシュさんが超ハッピー♥な理由、もうお分かりですよね?
ハニッシュさんはドイツで結婚式を挙げてきたんだ♪
場所はザクセン州はドレスデンの近くのヴァッカーバルト城。
(ホームページより)
ワイン用のぶどう畑に囲まれたすてきなお城は、かつてこの地にいた伯爵の持ち物だったんだ。
より大きな地図で Schloss Wackerbarth(ヴァッカーバルト城) を表示
結婚式というと教会というイメージだけど、今ドイツでは教会で式を挙げる人は少なくなってきてるんだって。まずはハニッシュさんの後ろに見える時計台で結婚の手続き。
この結婚手続きには戸籍役場(Standesamt)から職員さん(Standesbeamter)に来てもらうんだ。(もちろん費用がかかります♪)
そして戸籍役場の職員さん立ち合いのもと、ハニッシュさんとご主人の友人が証人となり書類にサインして手続き完了♪
やったね♪
ドイツではもちろんブーケ・トスの習慣があるけど、ハニッシュさんはこのブーケがとっても気に入ったので投げなかったんだって♪
披露宴会場へは馬車で移動。すてき〜♪
披露宴会場では新郎新婦がワルツを踊り、その後で新郎は新婦のお母さんと、新婦は新郎のお父さんとワルツを踊るんだって♪
モチロン、夫婦初めての「共同作業」の定番ウェディングケーキのカットも♪
そしてこんな「共同作業」も。
ニャんと丸太切りとは!?花嫁さんタイヘンそ〜=^_^;=
参列者は二人のためにメッセージを書いて風船に結びつけ、幸せを願い空に放つんだ。
あ、飛んでった♪
ハニッシュさん、結婚おめでと〜♪
ご主人といつまでもお幸せに♡ニャ=^_^=
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