2013年6月11日火曜日

ベルビュー宮殿の桜

(photo:Bundespräsidialamt)

ここはベルビュー宮殿のお庭。
そしてこの写真の中ほどに見えるちょっと背が低く葉が青々と茂った木が、2011年6月に「日独交流150周年」で皇太子殿下がドイツに行かれた時に当時のヴルフ大統領と一緒に植えられた桜の木。

(photo:Bundespräsidialamt)

2012年4月にガウク大統領から皇太子殿下に宛てた書簡には、ベルビュー宮殿の桜が満開に咲き誇ってるって書いてある♪(大使館のホームページへ → http://www.japan.diplo.de/Vertretung/japan/ja/04-deutschland-und-japan/042
-dj150/20120511-veranstaltungen-konzert-gauck.html


日本では2011年10月にヴルフ大統領が来日して、皇太子殿下と一緒に有栖川公園にボダイジュの苗を植えられましたニャ=^_^=



立派な囲いで大切に守られて、



すくすく育ってます♪(見えるかニャ?)



ベルビュー宮殿はドイツ大統領のレジデンス(官邸)。
プロイセン時代の建築家ブモーン(Michael Philipp Boumann、1747〜1803)が、画家で建築家のフォン・クノーベルスドルフの荘園のあった場所に、フェルディナント・フォン・プロイセン(プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム1世の息子でプロイセン王フリードリヒ2世の弟)のサマーレジデンスとして1786年に建築。ドイツで最初のネオクラシックスタイル(新古典主義建築)の建物ニャんだ=^_^=


より大きな地図で ベルビュー宮殿 を表示

1928年からは当時プロイセン王国が解体されてできたプロイセン州の持ち物となって民族博物館として使用、1938年からはナチのゲストハウス。第2次世界大戦では大きなダメージを受けて1950年代に修復されて1959年にホイス大統領が当時の西ドイツの第2レジデンスとして利用を再開。ちなみに第1レジデンスは西ドイツの首都ボンのハンマーシュミット邸(Villa Hammerschmidt)。その見た目から「ボンのホワイトハウス」って呼ばれてるんだって♪
そしてドイツ統一後の1994年にヴァイツゼッカー大統領がベルビュー宮殿を第1レジデンスとしたんだ。

歴代ドイツ大統領の中ではヘルツォーク大統領だけがベルビュー宮殿に住んだみたい。その後ベルビュー宮殿は2004年と2005年に改築して2006年1月に第1レジデンスとして再開。でも改築計画に居住空間は含まれていなかったので、大統領はベルリン南西のダーレム(Dahlem)の政府保有のお屋敷に住んでるんだって♪
ドイツ大統領府のホームページにベルビュー宮殿の中の図が載ってる→ http://www.bundespraesident.de/DE/Die-Amtssitze/Schloss-Bellevue/Raeume-Park/raeume-und-park-node.html

(photo:Bundespräsidialamt)

ベルビュー宮殿の桜、花が咲いてるとこも見てみたいニャ=^_^=

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