2013年6月26日水曜日
物騒なタイトル
ケルスティン・ギアさん作、遠山明子さん訳の『青玉(サフアイア)は光り輝く』を読了。前作『紅玉(ルビー)は終わりにして始まり』からの続きだったので(ボクにしては)スイスイ読めた感じ♪
ファンタジーだけどスリルがあって、ボクは「セメリウス」がお気に入りかニャ=^_^=
3部作のこのシリーズは映画にもなって、ドイツではとっても人気みたい。
6月2日の朝日新聞Globe版の「ミュンヘンの書店から」には、5月6日付けの『Der Spiegel』の小説部門のベストセラーが載ってたけど、この3部作最後の作品『Smaragdgrün』が堂々の10位に入ってる♪
どうやら最後の作品は「エメラルド」のよ~ですニャ♪
今回の装丁もステキだったけど次はどんな風にニャるのか・・・楽しみだニャ=^_^=
さぁ、これから読むドイツミステリのタイトルは『白雪姫には死んでもらう』。
ニャんとも物騒なタイトル=^_^;=
白雪姫がかわいそ〜!
それにしても何で「白雪姫」?
「シンデレラ」じゃダメだったんだろうか?
個人(猫)的には「眠れる森の美女」が・・・って、だんだん本題から逸れてますニャ=^_^;=
いや待てよ、本来ならば昨年2012年が「グリム童話生誕200年」だったのに、グリム童話の初版が出たのが1812年12月だから、今年を「グリムイヤー」として引き続き「グリム童話生誕200年」をお祝いしようと盛り上げてるドイツ観光局の企みか?!
でも、この作品はもうドイツでは出版以来3年間書店に並び続ける程の人気作だから、グリム童話とはやっぱり関係無いか・・・=^_^;=
最初に登場人物を紹介するページがあるけど、そこに並ぶ名前と説明を見ると「事件」のことが薄っすらと浮かんでくる感じ。
でも「11年前の被害者」の2人のうち1人の家族のことがどこにも書いてない・・・登場しないからニャの?
そして「ピア・キルヒホフ」という見覚えのある名前が・・・
あ、ちょうど1年前に読んだ『深い疵』と一緒だ♪
ネレ・ノイハウスさん作、酒寄進一さん翻訳の名コンビによるこの作品、今からも~ワクワク♪ニャ=^_^=
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