2014年2月9日日曜日

狂い咲き?!



先日ベルリンの暖冬のことを教えてくれた(⇒ 「雪が降ってても暖冬?!」)ヤスシさんからそのことを証明する新聞記事が・・・
これは『Berliner Morgenpost』の2月7日のトップ記事。ご覧の通りもう桜が咲いてる!
「この暖かさは季節外れで、しかしまだ冬は終わっていないけど真冬の冷え込みはなく、しかも長続きはしない・・・」ですって。

ベルリンがこんなにも暖かいとはビックリ!
それに引き換え日本は大雪でこれまたビックリ!!これから雪かきが大変そう・・・
っと思ってたら、ヤスシさんはベルリンの雪対策についても教えてくれたんだ。

ここベルリン市内では個人では雪かきはほとんどしません。ここはほとんど集合住宅ですから、雪かきは管理人の仕事です。それに側溝が発達していないので、かいた雪を棄てるところもありません。
雪が降る頃には路上に小砂利がまかれます。するとこれがすべり止めの役割を果たしてくれるので、雪の日も安心して外出できます。おまけに日中とけた雪が翌日の朝に凍ると、小砂利が靴底をとらえてくれるので大変歩きやすくなります。
でも、これには欠点もあります。それは、
・靴底に食い込んだ小砂利が玄関先や室内に入り込んで汚したり、床を傷つける。
・まいた後の清掃のタイミングが早すぎると2度まきすることになる。
・まいた後の清掃のタイミングが遅すぎると歩行の障害になったり、美観を損ねる。
・小砂利の管理が煩雑。
などなど・・・
寒冷で雨の少ない地方には路上に小砂利をまくのはいいアイデアですが、東京近郊のように雨が多く雪が少ない地方では側溝と雪かきが合理的なんだと思います。
そしてこれがその小砂利です。














路上にまかれる小砂利は Winterstreu とか Streugut と言われるものです。「Streu」とは「まく」と言う意味があります。つまり「冬場にまく物」とか「まき物」って感じになるのかな。日本語では「スリップ止め」とか「すべり止め用小砂利」。北国での凍結防止剤の代用ということになりますね。

ニャるほど!
ヤスシさん情報ニャんけしぇん♪=^_^=

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