2014年2月14日金曜日

足から?頭から?



ソチオリンピックが開幕、さすがウィンタースポーツの国民と言われるだけあってドイツ選手は上々の滑り出し。

最初のメダルがリュージュの男子1人乗りのフェリックス・ロッホ選手の金メダル。ロッホ選手はバンクーバーオリンピックに続いての連続金メダル!
女子もリュージュ1人乗りでナタリー・ガイゼンベルガー選手とタチアナ・ヒュフナー選手が1、2フィニッシュ。金メダルのガイゼンベルガー選手はバンクーバーオリンピックでは3位で、銀メダルのヒュフナー選手は金メダルだったんだ♪これで女子のリュージュはニャんと5大会連続の金メダル!
リュージュはこの他に2人乗りもあって、トビアス・ウェンドル選手とトビアス・アルト選手のペアが金メダル獲得!
そしてこのソチ大会から新しく加わったチームリレーでは、ゴールドメダリストを揃えたドイツが初優勝♪
これでソチオリンピックではリュージュ全種目で金メダルを独占ですニャ=^_^=



これまでにドイツ(ドイツ、西ドイツ、東ドイツ、東西統一ドイツ)が獲得したリュージュのメダルは、1964年のインスブルック大会からソチ大会迄の14大会、のべ43種目で金が31、銀が23、銅が21の合計75個。これは1種目あたり約1.8個のメダルを獲得してる計算で、金メダルはその7割以上を獲得♪多くの国が参加することを考えるとほぼドイツが独占状態ですニャ=^_^=

こんなにも滑るのが上手なドイツだけど、向きを変えるとちょっと違うみたい・・・
それは、スケルトンという競技。



リュージュは「そり」の上に仰向けになり足から滑るけど、スケルトンはうつ伏せになって頭から行くよね。
リュージュは時速120キロ以上にもなるけど、スケルトンはもっと速く時速は140キロ以上。ある時「そり」の競争をしていて、参加したイギリス人が頭から滑ったところ速いことがわかり誕生したみたい。でも危険とされてしばらくオリンピックで競技されなかった時期があったんだ。
初めてオリンピックに登場したのが1928年スイスのサンモリッツ大会でリュージュより36年も昔のこと。競技は男子のみで6カ国10人の選手が参加。でもドイツの選手は参加しなかったんだ。その次の大会から競技は実施されず再び登場したのが1948年のサンモリッツ大会。この大会にはドイツと日本は第二次世界大戦の敗戦国として大会に参加が認められなかったんだ。そしてその次の大会から再び競技は実施されなくなり、新たに女子が加わって再登場したのが2002年のソルトレイク大会で実に54年ぶり。
それからは正式種目として実施されてるけど、ここまでドイツはオリンピックでスケルトンの金メダルの獲得は無し。メダルは女子がバンクーバー大会で銀メダルと銅メダルを獲得してますニャ=^_^=

足から滑るのと頭から滑るのとではこんなにも違うのか・・・
いよいよスケルトン競技が始まったけど、今大会で初の金メダルが出るか?!
注目ですニャ=^_^=

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