2011年12月16日金曜日
新「絆」考
今年の漢字に「絆」が選ばれたニャ。ホント今年にピッタリ!
「絆」って漢字は「糸へん」に「半」だと思ったけど、よーくみると「半」とは形が違うよね。さ〜てこれからボクがこの「絆」という漢字の成立の新説を披露しましょう・・・
昔々、この「絆」という漢字の「つくり」の部分はとっても複雑な画数の多い漢字が2つも合わさってできていました。人々は書くのにとっても苦労していたので、何とか書き易い漢字にできないかと考えました。そして、この2つの漢字が音読みすると偶然にも2つとも「きゅう」または「く」と読めたので、「きゅう(く)」が2つで「八十一」にまとめ(「くくはちじゅういち」→ 9×9=81) 、「つくり」にうまく配置して「絆」という漢字ができましたとさ・・・ニャんちって=^_^;=
「絆」は「きずな」の他に「ほだし」とも読めるんだね。意味は「馬の脚などをつなぐ縄」や「足かせや手かせ」、「自由を束縛するもの」(広辞苑)だって。ニャんかイメージ悪っ!
「きずな」は他に「紲」とも書いて、その成立ちは「長いひもをつけて引っぱること」(漢字源)。ボクには「あの世とこの世が糸でつながってる」みたいに思えるけど・・・
ドイツ語だと「die Fessel」とか「das Band」だニャ=^_^=
どれをとっても「つながってる」ことが表現されてるね。でもそれは一方的に結びつけてるようではダメだよニャ。お互いがそれを認めてはじめて成立することで、一種の「契約」みたいなことじゃないかニャ?
モチロン「親子の絆」や「友情の絆」を結ぶのに契約書にサインするってことじゃなくて、お互いが思いやり認め合ってるってこと・・・
例えば犬の散歩の時につなぐ「リード」も「きずな」かも。それは言葉をしゃべれない犬の気持ちを飼い主さんがいつも思いやってるから・・・そう、「家族の絆」だニャ!
今年の大震災で、日本国内だけでなく世界中が被害に遭われた方々を思い、応援してくれたニャ!これも「絆」。
150年間交流が続いている日本とドイツも「絆」で結ばれてるよね!
そしてボクも、このブログやツイッターでみんなとつながってるニャ!=^_^=
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