2012年2月9日木曜日
チュース禁止!?
「チュース!(Tschüs または Tschüss)」って、とっても言いやすいからいつも大使館見学に来た生徒さんたちに「チュース!」って言ってるけど、
「チュースって言ってはいけないことになった学校があるんです。」ってハニッシュさんがつぶやいててビックリ!
調べてみると確かにそのことが載ってる記事が。でもドイツ語ですけど・・・
シュピーゲル誌(Der Spiegel)
http://www.spiegel.de/schulspiegel/0,1518,813418,00.html
どうやらドイツの南のバイエルン州のパッサウであったことみたい。
パッサウはオーストリアとチェコとの国境に接する人口約5万人の都市で、1984年から秋田市と姉妹都市関係ニャんだね=^_^=
パッサウのセント・ニコラ中学校(Mittelschule St. Nikola)では「ハロー!(Hallo!)」や「チュース!」を使わないように決めたんだって。
理由は「ハロー!」や「チュース!」は丁寧な言い方じゃないし、バイエルン地方の言葉じゃないから。だから「ハロー!」の代わりに「グリュースゴット! (Grüß Gott!)」、「チュース!」の代わりに「プフィアティー!(Pfiati!)」を使うようにしてるんだって。
「グリュースゴット!」はこの前ブログで紹介した「モインモイン」と同じように一日中使えるあいさつなんだ。南ドイツやオーストリアでよく使われてるし、聞いたことあるよね?
でも「プフィアティー!」はボクは初めて。
Pfiati = Führ´ dich Gott
で、「神様があなたをお導きになる − 神の御加護を」ということで別れる時に使うバイエルン地方独特の方言なんだって。
ドイツにはいろんなあいさつがあって面白いニャ=^_^=
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