2012年2月7日火曜日
モインモイン?
グーテンモル元気ですかぁー!
ってたまにつぶやいてますけど、たいていそんな時は夜更かししてハイテンションを引きずったまま朝を迎えた時ニャんです=^_^;=
朝、大使館でみんながよくあいさつするのを聞いてると、
「グーテンモルゲン!(Guten Morgen!)」の他に、
「モイン(Moin)」だとか、
「モインモイン(Moin Moin)」ってゆーのが聞こえてくるんだ。
この「モイン」や「モインモイン」はニーダーザクセンのあたりでよくされるあいさつらしいんだけど・・・
最初に聞いた時は「グッドモーニング!」の「モーニング」と同じように感じたんだ。事実ニーダーザクセンでは「朝」という意味の「morgen」が、時々短く「morn.(モルン)」て言われるんだって。
でも「モインモイン」は朝だけじゃなくて一日中使えるあいさつなんだって。その理由はその言葉の語源にあるみたい・・・
「moin」 はオランダ語やニーダーザクセンにもある「mooi」という、「美しい」とか「良い」という意味の言葉から来てるんだ。オランダ北部のフリースランド東部 では、まだこの言葉が使われてて、北部では代わりに「schön(美しい)」とか「scheun(「美しい」の北部ドイツの方言)」が使われてるんだっ て。
そして「mooi」にはもう一つ、「朝」とか「夕方」とか「夜」とかその「日」を表す意味もあるんだ。
だから北部ドイツの方言(Plattdeutsch)でいうところの
「n mooien Dag wünsch ik di」(良い一日になりますように)が、
「moin Dag」や
「moin」に短くなって、より伝えやすくなるように二回繰り返すようになったんだって。
ノ ルウェー語(Norse)でもこのような表現があって、一日中、朝でも夜でも「morn」ってあいさつできるみたい。これは古きハンザ時代の名残、イギリ スとロシアの間の北部地域がニーダーザクセンが使っていたリンガフランカ語(lingua franca)を使っていたからニャんだって。
だから北のドイツ人は「モインモイン」ってよく言うんだね。一日中使えて、言葉のリズムもかわいいよね!
そしてもし「モインモイン!」って言われたら「モインモイン!」て答えよう。黙ってたり、「モイン」って一回だけだと相手にあんまりいい印象じゃニャいんだって!=^_^=
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