2011年9月16日金曜日

150年前の9月16日は・・・


医学博士アルブレヒト・コッセル8歳の誕生日。1910年、細胞生物学の蛋白質と核酸に関する研究でノーベル生理学・医学賞を受賞してるニャ=^_^=

そして医師、博物学者のエンゲルベルト・ケンペル(ケンプファー)生 誕210年の日。1651年生まれだニャ。ヨーロッパにおいて日本を初めて体系的に記述した『日本誌』の原著者。30歳の時に地球を半周する大旅行が始 まったんだ。始めはスウェーデン国王カール11世がロシアとペルシアに派遣する使節団に医師兼秘書として、その次はオランダ東インド会社の船医として。そ の後1690年、オランダ商館付の医師として約2年間出島に滞在したんだ。1691年と1692年には、江戸参府を経験して徳川綱吉にも謁見したんだっ て。滞日中、精力的に資料を収集したみたい。ケンペルの死後に出版された『日本誌』はゲーテ、カント、ヴォルテール、モンテスキューらも愛読して、19世紀のジャポニスムに繋がっていくんだニャ。学問的にも、既に絶滅したと考えられていたイチョウが日本に生えていることは「生きた化石」の発見と受け取られて、ケンプファーに遅れること約140年後に日本に渡ったフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトにも大きな影響を与えたんだニャ=^_^=




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