2010年6月30日水曜日

質問攻め・・・


今日は岡山県から岡山市立興除中学校のみんながやってきた。

大使館の中を見学しているとシュタンツェル大使とバッタリ。
みんなは握手してもらって大喜び!

みんなはドイツにかなり興味があるみたいで、
次から次へと質問が続いたよ。
答えるのは今日も「日独交流150周年」プロジェクトマネージャーのフリードリッヒ。
日本語がとても上手だから、説明もわかりやすかったんじゃないかニャ。
また質問があったら来てね!

大使からのメール


シュタンツェル大使はいつも日本を応援して、
準決勝でドイツと対戦するのを夢見てたんだ・・・
次の大会で夢が実現するといいニャ!

2010年6月28日月曜日

大人の若者たち


前半、1966年のあの場面がまさかの再現、
得点は1点リードなのにムードはイングランド優勢。
でも選手たちは冷静だったね。
セルビア戦の教訓を活かし、ひたすらボールを追いかける。
イングランドがボールを取っても、その選手を追わず自陣に戻り「壁」となり守り抜く。
GKのノイマンもその長身を活かしナイスセーブ連発。

両チームともにFKがひとつのポイントとなることが予想され、
それゆえに無用なファールを犯さないよう接触プレーがあまり見られなかったけど、
違った意味で手に汗握る緊張感の高いゲームだったね。
結果は予想以上の点差がついたけど、さすがは紳士の国イングランド。
とてもレベルの高い高貴な相手だった!

ドイツはいわゆる「若さ」でくずれない精神力、
そして「若さ」ゆえの運動量でバランスのとれた試合運びだったね。
この調子でガンバってニャ!

2010年6月26日土曜日

1966年に何があった?!


ドイツが決勝T進出を決めた日、
大使館のドイツ人職員はみんな同じ事を言ってたよ。
「どうしてグループ2位にならなかったんだ・・・」
1次リーグ突破を手放しで喜んでいるかと思えば、
もう、次の試合のことを言ってる。
ニャぜ?
それは相手がイングランドだから。
どうやら1966年のW杯決勝戦の、
相手イングランドの3点目のゴールのことが原因のよう・・・

サッカー発祥の国イングランドとサッカーが国技のドイツ。
いきなりの好カードはあと24時間後。
ガンバレ、ドイツ!

2010年6月25日金曜日

Auf Wiedersehen!

「チュース!」はもう知ってるよね。
これは友達同士でならOK。
それ以外の時は「Auf Wiedersehen(アウフヴィーダーゼーン)」を使うんだ。
先生にだったり、目上の人にだったり・・・

広報部のバイサットさんが日本での仕事を今日終わったんだ。
バイサットさんは2007年に経済部次長として来日して2008年から広報部長に。
でもその前(2002年)に、日韓共催W杯の時に(サッカーじゃなくて大使館の)助っ人として来日してたっけ。
そしてそのずーっと昔にはJETプログラムで大分にいたこともあったんだって。
とっても日本とつながりが深いんだ。
だから日本語、特に漢字が得意なバイサットさんは日本とドイツを結ぶために大活躍だったよ。

「Wiedersehen(ヴィーダーゼーン)」は
「Wieder(再び)」と「Sehen(見ること)」で「再会」。
わかりやすいネ!
シュタンツェル大使もデア前大使も広報部長経験者。
ということはバイサットさんも次は大使になって戻ってくるのかな・・・?
また会えるといいニャ!

2010年6月24日木曜日

Ö(オー・ウムラウト)

ドイツにはこんなアルファベットがあるんだ。
Ä(アー・ウムラウト)
Ö(オー・ウムラウト)
Ü(ウー・ウムラウト)
ß(エスツェット)
そして今日の決勝ゴールを決めたのがÖzil選手。
「Ö」のことを知らないで「オジル」と呼んでる人がいるけど、
無理矢理カタカナにするなら「エジル」の方がいいかな・・・

「Ö」の発音は、
「O(オー)」の口の形で「エ」と発音するんだって。
「オエ」?!
二日酔いみたいだニャ(^_^;)

2010年6月23日水曜日

四国から

今日は徳島県から富岡西高校のみんなが大使館を訪問したよ。
「EUに加盟して何が一番大きく変わりましたか?」
「ドイツの不況対策の一例を教えてください」
「環境問題への取り組みは?」
タイムリーな質問にフリードリッヒが丁寧に答えてたよ。

徳島県といえば、映画『バルトの楽園』でも有名なドイツと深いつながりのあるところ。
映画の舞台は第一次世界大戦中に実在した坂東俘虜収容所。
ドイツ人捕虜と日本人との交流を描いた感動的なストーリー。
ベートーヴェンの第九シンフォニーの日本初演がここで行われたって知ってた?
坂東俘虜収容所の跡地付近には、
ドイツ人が当時の技術を駆使して作った「ドイツ橋」や「めがね橋」、
そして「ドイツ兵の墓(合同慰霊碑)」や立派な「鳴門市ドイツ館」があるんだって。

今度行ってみたいニャ!

2010年6月22日火曜日

日本は母国

岐阜県は揖斐郡から大野町立大野中学校のみんながやってきた。
今日は「日独交流150周年」プロジェクトマネージャーのフリードリッヒがご案内。
「日本は母国」と流暢に日本語を話し、柔道は初段のフリードリッヒの説明を大野中のみんなは熱心にメモしてたよ。

天気がよかったので大使公邸の庭を見学。
好評開催中の壁を使った写真展の前で記念撮影。
楽しい修学旅行を続けてニャ!

2010年6月18日金曜日

ためいき・・・

ドイツ対セルビア戦をテレビ観戦したよ。

クローゼの退場、
セルビアの先制とドイツ最悪の前半。

後半に入るとセルビアは守り中心の布陣に。
ドイツの再三の攻撃に立ちはだかるセルビアの赤の壁。
でもボクは思った、
「これはドイツのチャンス!」
だってドイツは壁を壊すのが得意だから!
そう思っていると相手セルビアがハンドでPK。
願ってもないチャンス到来!
キッカーはモチロン、ポドルスキー。
利き足の左足を振り抜くとボールはゴール右の枠内へ。
「よしっ!」と思うと同時に相手GK(ゴールキーパー)が反応し、残念ゴールならず。
相手GKが胸の前で十字を切り、両手を高く掲げ神に感謝する。
神は不公平だ!
するとそれまで守り中心だったセルビアが攻めに転じ、ドイツに焦りが見えはじめる。
前試合で途中交代してゴールを決めたカカウを投入するも、
点差は変わらず時間だけが無常に過ぎていく。
シュバインシュタイガーの疲れ切った表情のアップがモニターに映し出される。

ロスタイム3分。
ニュージーランドもロスタイムに追いついてるし・・・と最後の希望をかける。
でも願い虚しく試合終了のホイッスルが鳴り響く。

この試合前には次のガーナ戦は「イングランドの成績次第」だなんて皮算用してたけど、
得失点差があるとはいうものの、もう余裕はニャいぞ。
ガンバレ、ドイツ!

2010年6月16日水曜日

もうすぐ150年

大使公邸で「日独交流150周年」の説明会があったよ。
来年2011年は日本とドイツの間で修好通商条約が締結されて150年目を迎えるんだ。
そこで日独両国で記念の行事が行われるんだって。
日本では10月16日に東京横浜ドイツ学園での
「日独交流150周年オープニング」で開幕。
ジャーマンロックフェスティバルもあるみたい。

ホームページも紹介されたよ。
★マウスがマウスを動かすと動く?!
☆スクロールバーがドイツ国旗になってる!
イベント情報はモチロン、
日独の歴史についてもわかっちゃう!
おしゃれなだけじゃない、
情報満載のホームページは・・・
dj150.jp
みんなも見てニャ。

2010年6月15日火曜日

「ネバーマインド!」

が、口ぐせのヴェルナーは大使館の人気者。
ひとなつっこい性格でいつもみんなを和やかにしてくれる。
そんなヴェルナーが、大使から勤続40年の表彰を受けたんだ。

ヴェルナーは40年前のちょうど今日、
1970年6月15日にドイツ外務省入省。
世界各地の大使館や領事館で活躍中。
赴任した都市は、ワルシャワ(74年)、ニューデリー(78年)、サンパウロ(86年)、シカゴ(88年)、東京(92年)、モスクワ(99年)、ジャカルタ(03年)・・・
そして2007年に再び東京に戻ってきたんだ。

ヴェルナーは・・・
あれ?ニャんて書こうか忘れちゃった!
「ネバーマインド!」

ヴェルナー、おめでとう!

2010年6月14日月曜日

勝ってよかった!

ドイツの初戦の相手はオーストラリア。
ボクのテレビでは中継してなかったので、
結果が気になって、気になって、
よく眠れなかったんだ・・・

結果はみんなも知っての通り4対0でドイツの勝ち。
さぞかし大使館のドイツ人たちは「大喜び!」かと思いきや、
意外とサバサバしてたよ。
なんか喜ぶのを我慢してるみたい・・・

いつも昼間は眠いけど、
今日は特に眠かったニャ~ア~ア(-_-)zzz

2010年6月13日日曜日

壁で応援!

写真展『サッカー 世界を結ぶ力』を紹介するね。
写真はドイツサッカーにとって重要な年ごとに展示されてるんだ。

映画『ベルンの奇蹟』で有名な1954年は、
W杯でドイツがはじめて世界一になった年。
誰もがそれまで無敗の「最強」ハンガリーの勝利を確信。
試合もドイツが2点を先制されてからの大逆転だったから、
この「奇蹟」に人々は大興奮したんだ。

次は2度目の世界一、ドイツで開催された1974年。
皇帝ベッケンバウアーキャプテン率いる西ドイツチームは、
決勝でヨハン・クライフ率いるオランダを2対1で破ったんだ。
でもボクはここには展示されてないもう一つの「試合」のことも忘れられないな。
それは最初で最後の東ドイツ対西ドイツの試合。
結果は東ドイツが1対0で勝ったんだ・・・

1990年イタリア大会は前年にベルリンの壁が壊れた翌年。
優勝を喜ぶメンバーには、
後にナショナルチームの監督になるフェラーやクリンスマンの姿が。
決勝戦でアルゼンチンのマラドーナをぴったりマークするブッフバルトは、
日本でもおなじみだね。

2002年の日韓共催。
カーンの気(鬼?)迫のプレーに感動した人も多かったよね。
ボクはこれでカーンのファンになっちゃった!
決勝戦で、さびしくゴール前に座りこむ姿も忘れられないな・・・

2004年は日本との初試合。
ドイツも日本も全力プレーで冬の横浜は熱く燃えたんだ!

2006年はまだ記憶にも新しいドイツ大会。
選手だけでなくサポーターの盛り上がりがスゴかったよね!
準決勝で優勝国イタリアに敗れたドイツはポルトガルとの3位決定戦に。
ホイッスルを吹くのは日本人初の決勝トーナメント主審の上川さん。
それまで控えにまわっていたカーンが、
背番号「12」でドイツゴールを守ったこの試合はボクのベストゲーム。
試合を終えたカーンと正GKのレーマンが話してる写真がいいなぁ!

今年(2010年)の写真には主将バラックの姿があるけど、
みんなも知ってる通りケガで出場できないよね。
とっても残念だけで新主将ラームを中心に団結して頑張ってほしいな!

そして2011年、来年はドイツで女子のW杯が開催されるんだ。
日本も出場が決まったよね!

どの写真も全力でプレーする選手と、
全力で応援するサポーターの姿ばかり!
みんなサッカーが大好きなんだね。
さぁ、もうすぐドイツとオーストラリアの試合がはじまるよ!
楽しみだニャ!

2010年6月9日水曜日

壁サッカー

やっぱり大使館でサッカーの写真展をするんだ!

朝から職人さんが空とにらめっこ。
雨が降ると晴れない・・・?
じゃなくて貼れないんだって。

今回お願いするのはアサイマーキングシステムさん。
フィルムの製造元のスリーエムさんも信頼をよせるだけあって、
丁寧に次々と写真が貼られていく!

写真はdpa(ドイツ通信社)の貴重なドイツサッカーの写真ばかり!
サッカー好きにはたまらないニャ。

2010年6月4日金曜日

壁に壁?


去年(2009年)はベルリンの壁が崩壊して20年。
大使館は外壁を使って記念写真展をしたんだ。
たくさんの人が見てくれて好評だったみたい!

来週からはサッカーの祭典、ワールドカップが始まるよね!
YGでもmariさんのブログ「ボールは丸い : Leidenschaft im Bein」が盛り上げてるね!
大使館も壁を使って何かするみたい。
だって、このところ壁をよくチェックしてるし・・・

楽しみだニャ!

2010年6月3日木曜日

ハイ、ポーズ!

大使館にはいろんな人がやってくる。
ドイツの運転免許の翻訳を頼みにくる人。
納品の打ち合わせにくる人。
大使に会いにくる人・・・
そして、修学旅行生もやってくる。

今日は福井県から大野市陽明中学のみんながやってきたよ。
引率の土藏先生は大学生の時にドイツ語を勉強したんだって。うれしいニャ!
「ドイツ人はよく旅をすると聞きましたが、日本に来てからどこに行きましたか?」
「ドイツのエコ対策は?」
「ドイツで有名な日本人は?」
いろんな質問をしてたよ。

絵画コンテスト「わたしのドイツ」と、
「ヤングジャーマニー」を友達に教えてあげてニャ!

2010年6月2日水曜日

大使館で盆踊り?!

大使館の吹き抜けスペース「アトリウム」で、
今年2月、秋田伝統の西馬音内(にしもない)盆踊りを見たよ。
秋田出身の田村さんが退職を機に、同僚に披露したんだ。
本来は夜、かがり火の灯りの中で踊るんだって。
幻想的な雰囲気に大使も興味深く見ていたよ。

田村さんは長い間大使の秘書として働いたんだ。
いつもニコニコ、やさしく正確な仕事ぶりは、
大使だけでなく同僚からも信頼は絶大。

これからは会えニャくなるけど、
お元気で!