2014年1月30日木曜日

両手に花しましょう!



福島県はいわき市から本馬校長先生と好間(よしま)高校のみなさん、そしていわき日独協会のみなさんがやってきたニャ=^_^=
去年の10月にいわき日独協会さんの御紹介でアウアー公使が好間高校を訪れたのがきっかけで、みなさんドイツにとっても興味をもってくれたみたい♪
そしてよりドイツのことを理解するために大使館に来てくれたんだ。



アウアー公使の代わりにワインベルクさんがごあいさつ。みなさんからお土産をもらうと「両手に花しましょう!」と写真を撮ってたニャ=^_^=



今日もバウムゲルトナーさんとマナさんがドイツを紹介。ドイツパンやグミでドイツを体験してもらったニャ♪





クマさんと記念撮影の後は、大使公邸のお庭をご案内。お天気が心配だったけど大丈夫だったみたい♪









今日来てくれた生徒さんの中には、いわき日独協会さんが主催する「日独エッセイコンテスト」に入選して今度ドイツに行く生徒さんも。これからもどんどんドイツのことを身近に感じてもらえるとうれし~ニャ=^_^=



ドキドキハラハラ



クラブワールドカップにバイエルンが出場した関係で延期されたブンデスリーガ第17節の残り試合、シュトゥットガルト対バイエルンの試合が行われたニャ=^_^=
この試合バイエルンはロッベン選手リベリー選手の飛車角落ちで臨んだんだけどちょっと不安・・・
そして不安は的中。シュトゥットガルトがイビシェビッチ選手のオフサイドギリギリのゴールで先制して後半中盤までシュトゥットガルト1点リードのまま。何かバイエルンの負けが脳裏に・・・
しかしシュトゥットガルトの酒井(高)選手が交代するとバイエルンはピサーロ選手が暗雲を振り払う同点ゴール♪
ボク的には「よくやってくれた!引き分け上等♪」と、とりあえずひと安心。
そしてこのまま試合が終わると思ったアディショナルタイム終了間際、ティアゴ選手が値千金の勝ち越しゴール!

ニ ャ ん と う れ し い こ と で し ょ う !

これでバイエルンの連続無敗記録は「43」に更新されたニャ=^_^=
シュトゥットガルトの酒井(高)選手は後半イエローカードで、その後に交代。これが案外この試合の鍵だったかも・・・

情報源:
ブンデスリーガ公式日本語ウェブサイト bundesliga.com/jp
欧州サッカー公式ウェブサイト UEFA.com


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2014年1月29日水曜日

14歳



みなさんは14歳の夏、何をしてたかニャ?
14歳と言えば中学2年生・・・
ん~、漠然としてて特に思い出せニャい。
当時の担任の先生は誰だったっけ・・・あっ、先生に迷惑をかけた記憶が!
でも、この主人公(結局名前が何だったか正直言って思い出せニャい=^_^;=)の様な経験は、無い。

14歳と言えばドイツではキリスト教の儀式があるんだ。プロテスタントは「die Konfirmation」、カトリックは「die Firmung」と言って、14歳の子がこれからキリスト教徒として生きる決心をする儀式。日本語では「堅信」って言うんだ。
儀式では教会に親族が集まり食事をしてプレゼントやお金をもらうんだ。
ドイツの成人年齢は18歳だからまだ大人ではないけど、子どもから大人へ「脱皮」するみたいな感じ?
14歳って何か不安定なポジションですニャ・・・=^_^;=

ヴォルフガング・ヘルンドルフさん作、木本栄さん訳の『Tschick14歳、ぼくらの疾走』(小峰書店)を読んだ率直な感想は、

「だから?」

この「Tschick・・・」はドイツで今流行ってるヤングアダルト小説だそうで、 マライさん(@marei_de_pon)は、ヤングジャーマニーに好評連載中の「マライ・de・ミステリ24」でこの本を大絶賛。
読み始める前にマライさんのこのコラムを読んでワクワクしながら読み進んだけど、なかなか感動の波が来ない・・・
結構なことをシデカシテルにもかかわらず、読んだボクにはまさに「小説の中の出来事」で片付けられてイマイチ実感というか共感が沸かない。やっぱりボクがきまぐれネコだから?!

日本語版だけが美しいミヒャエル・ゾーヴァさんの表紙がついて(汚さないように外して持ち歩いてました=^_^;=)、今見ると「なるほどこの場面か♪」と内容を思い出させてくれる。(まさか「ゴミ山」の場面は表紙にならないだろう・・・)



どちらかというと本文より衝撃的だったのが、翻訳をした木本さんのあとがき。
2010年の2月にヘルンドルフさんは脳腫瘍が見つかり、闘病しながら執筆活動を続けていたんだけど次第に思い通りにいかなくなり、終に自ら命を絶ってしまった・・・(2013年8月26日)
大成功を収めた「Tschick・・・」が発表されたのが2010年の秋だから、仕上げは病魔と闘いながらだったんだ。
木本さんは日本語版の翻訳をしている最中にこの訃報に接し、存命中に日本語版を届けたかったと残念な思いを吐露している。

夏が終わり、学年が上がり、ふたたび生活のサイクルが動き始めたマイク(やっと主人公の名前を思い出した!)。そのマイクは種が発芽する前のはちきれそうな緊張と、これからまた新しい何かに直面していかなければならない若さ故の「不安」を感じてる。そして夏の終わりに48歳という若さで命を絶った作者ヘルンドルフさんも闘病からくる「不安」を抱いていたに違いない。将来に対する2種類の「不安」は、片や「希望」へと変わっていき、片や「絶望」と変わっていく・・・

ボクにとって、とても短い出会いと別れ。

2014年1月28日火曜日

ドイツの名品



本屋さんで目に飛び込んで思わず買っちゃった♪
枻(えい)出版社の『ドイツプロダクツ』。
文房具から車までドイツの「モノ」を美しい写真とともに紹介。
どれも美しいデザインで、中には意表をつく様なデザインも。
機能性を高めることがちゃんとデザインに反映されて、そのデザインが伝統的に受け継がれているのは技術に対する自信の表れ。
あ~、読んでると欲しくニャっちゃう=^_^=

2014年1月27日月曜日

後半戦開幕



ウィンターブレイクを終え、待ちに待った後半戦がスタート♪
開幕戦となったメンヒェングラードバッハ対バイエルンはゲッツェ選手ミュラー選手のドイツ代表コンビが得点してバイエルンが2対0で快勝。連続無敗記録を「42」に伸ばしたニャ=^_^=

そして前半戦未勝利のニュルンベルクが待望の初勝利!清武選手もアシストを決めたニャ=^_^=

マインツの岡崎選手は2試合連続、今季9点目となる同点ゴールを決めて、チームの勝利に貢献したニャ=^_^=

バイエルンを追いかける2位レバークーゼンはフライブルクにまさかの敗戦で勝ち点差が2ケタの「10」に・・・

スロムカ監督を解任して、コルクト監督を迎えたハノーファはヴォルフスブルクに快勝。コルクト監督はブンデスリーガ初のトルコ人監督ですニャ=^_^=

ウィンターブレイクではブンデスリーガ2部への日本人選手の加入が話題に♪
★ 日本代表FWで鹿島アントラーズの大迫勇也(おおさこゆうや)選手がミュンヘンのもうひとつの人気クラブTSV1860ミュンヘンに完全移籍。チームを1部に押し上げてミュンヘンダービーで活躍してほし〜ニャ=^_^=
専修大学で大活躍、Jリーグでプレーするんだろうニャと思っていた長澤和輝(ながさわかずき)選手がドイツの名門1.FCケルンに入団。プロとしての第一歩をドイツで踏み出すニャ=^_^=
それまでセレッソ大阪U18でプレーして2014年の今年からセレッソ大阪でプレーする丸岡満(まるおかみつる)選手がドルトムントのU23(ブンデスリーガ3部)に2015年6月までの期限付きで移籍。1部リーグでの勇姿が楽しみ♪

そして移籍といえば、以前から移籍話が出ていたレヴァちゃんことドルトムントのエース、レヴァンドフスキ選手の来シーズンのバイエルン移籍が決定。ドルトムントは今シーズンのゲッツェ選手に続いて2シーズン連続での主力選手のバイエルン移籍。バイエルンにとってはこの上ない戦力補強ですニャ=^_^=

また、ニュルンベルクの長谷部選手が練習中に右ひざを痛めて手術。しばらくは試合に出れないけど、しっかり治してワールドカップに間に合いますよ〜に!トイトイトイ=^_^=

今年はブラジルでワールドカップがあるし、今まで以上にサッカーが盛り上がりそうですニャ=^_^=


日本人選手は・・・
ハノーファの酒井(宏)選手は先発フル出場で試合終了間際にイエローカード。
シュトゥットガルトの酒井(高)選手は先発フル出場。
マインツの岡崎選手は先発フル出場で今季9点目の同点弾を決める=^_^=
ニュルンベルクの清武選手は4点目をアシストして試合終了間際に交代。長谷部選手はケガのため戦列離脱。
フランクフルトの乾選手は先発して後半に交代。
ヘルタの細貝選手は先発して後半に交代。
シャルケの内田選手は先発して後半に交代。前半にイエローカード。


情報源:
ブンデスリーガ公式日本語ウェブサイト bundesliga.com/jp
欧州サッカー公式ウェブサイト UEFA.com


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2014年1月24日金曜日

安全祈願祭



大使公邸の改修工事を始めるにあたって、期間中の安全と建設した建物に災いが無いよう神様にお祈りする「安全祈願祭」(地鎮祭)が行われたニャ=^_^=
滅多にこういう神事に参加できないからこっそり見にいっちゃった♪

家具類を運び出して「裸」になった公邸の中に、青竹を立て、注連縄(しめなわ)と紙垂(しで)で作った神域の中に祭壇を設置。祭壇には多くのお供えの他、中央上段には紙垂と楮(こうぞ)の皮の繊維から作られた木綿(ゆう)という糸を取り付けた榊(さかき)の枝を立てた神籬(ひもろぎ)という神様を迎える依り代(よりしろ、神様が依り憑く物)を用意。



今日の祭主はお隣の廣尾稲荷神社の宮司さん。
ヘルツベルク臨時代理大使をはじめとする大使館スタッフと、設計・施行会社のみなさんが出席。まずは席に着く前にこれでお浄め。



厳かな雰囲気の中、神事が次々と執り行われたニャ=^_^=

修祓(しゅばつ)



祝詞奏上(のりとそうじょう)



切麻散米(きりぬさんまい)



室内だけでなく公邸の外回りも♪





玉串奉奠(たまぐしほうてん)



次は直会(なおらい)で神酒拝戴(しんしゅはいたい)



改修工事は8月末まで。
これでしっかり神様に見守っていただけますニャ=^_^=

2014年1月23日木曜日

エネルギーシフト、今でしょ!



前回「エリゼ条約締結50周年」で好評だった「ドイツ大使館の壁・ミニガイドツアー」が再開。
ドイツ大使館の外壁に展示されているテーマを説明するこのミニツアーは、展示内容をなぞるだけでなく、その奥に潜む問題点や今後の指針など、新しい情報を織り込みながらご紹介♪
そして今回からのテーマは「エネルギーシフト」。



今、注目を浴びているドイツのエネルギーシフトについて今日はホーボルトさんが説明。集まってくださった方の中には、わざわざ午後から仕事をお休みになっていらしたり、わざわざ遠方からいらした方も・・・
みなさん熱心にメモを取りながら聞いてたニャ=^_^=



今回の壁展示に掲載されてる2つの電球の意味、わかったかニャ?=^_^=

2014年1月21日火曜日

白川郷とシュヴァルツヴァルト

ワインベルクさんが旅行先の白川郷から帰ってきて感激。そして、何でも白川郷とシュヴァルツヴァルトの雰囲気が似てるって・・・

白川郷は1995年に世界遺産に登録された合掌造りの集落で有名。
こちらがその写真・・・(Wikipediaから)



シュヴァルツヴァルト(Schwarzwald)はバーデン=ヴュルテンベルク州にある森で日本語では「黒い森」という意味。



今は緑深い森だけど、1980年代の初めにはこのシュヴァルツヴァルトをはじめドイツ国内のたくさんの森で木々は枯れ、森は荒れ放題となってしまったんだ。原因は酸性雨。ルール工業地帯や各地の工場から出る排気ガスなどが空気を汚した結果、各地で酸性雨が降るようになったんだ。森を愛するドイツ人にとってこれは一大事!

「植物や動物に良くないことは人間にも良くないこと。」

そこでドイツの人々はこの森を復活させようといろいろなことを考えて実行。ついにシュヴァルツヴァルトは元の緑深い森によみがえったんだ。
そんなドイツの人々が環境に関して深く考え行動するきっかけのひとつとなったのがこのシュヴァルツヴァルト。
そしてこちらがその写真・・・(Wikipediaから)



ホ、ホントに似てますニャ〜=^_^=

2014年1月17日金曜日

ホントの被害者は誰ニャのか?



イザベル・アベディ(Isabel Abedi)さん作、酒寄進一さん訳のドイツミステリ『日記は囁(ささや)く』をようやく読了。東京創元社さんからいただいたのが昨年の11月だから結構かかっちゃった=^_^;=
2005年にドイツで出版(タイトルは『Whisper』)されて以来、帯にあるように25万部突破の話題作が満を持しての日本上陸。酒寄さんの絶妙な翻訳ですばらしい仕上がりにもかかわらず、ど~してこんなに読むのに時間がかかったんだろ・・・
最初の1ページを読んですぐに「千と千尋の神隠し」を勝手に連想、物語の重苦しさを予感させる突然の「事故」や舞台となる「村」の閉塞感とか、冒頭からミステリ感満載。
にもかかわらずなかなか読み進めなかったのは、読み始めたのが11月で本の内容が「夏」という季節のズレのせい?
それとも物語の核心に触れる場面で「え~、こんなことできるの~?」って感じちゃったから?←ネタバレしない様にしてます=^_^;=

初めのうちは本を開くたびに「眠気」が「根気」を打ち負かして連戦連勝。でもようやく半ばにさしかかった頃から、「眠気」は次第にコーナーに追いやられ、終(つい)にはノックアウト、「根気」は「好奇」に変わり、物語の展開に合わせるかのように読む速度が加速♪
「リタルダント」無しに一気にクライマックスを終えた勢いを和らげるような最後の3ページを読んだ時に漠然と思ったんだ、「ホントの被害者は誰ニャのか?」って。

ミステリに欠かせない「殺人事件」、犯人がわかってメデタシメデタシだけど、振り返ってみると「被害者」がいっぱい。殺された被害者だけでなく、事件に絡む村人も、そしてこの事件を蒸し返して巻き込まれてしまった主人公の女子高生ノア達もみんな「被害者」。そして殺された被害者には「自業自得」的な反感を抱き、逆に当時の犯人には同情の念を抱いてしまう・・・

そんな悲しみがいっぱいの物語なはずなのに、なぜか読んだあとにはレモネードのような甘ずっぱい清涼感が。それはノアと村の若者ダーヴィトの爽やかさと、物語が終わる夏の終わりの季節感から・・・

みなさんもぜひ読んでみて♪ニャ=^_^=

2014年1月15日水曜日

ドイツのじゃんけん



今年最初の大使館訪問は、北海道の中富良野町から。中富良野小学校と西中小学校の元気なみなさんがやってきたニャ=^_^=
中富良野町では2年前から冬休みを利用して町内の小学5、6年生の希望者を東京に連れてきて研修をしてるんだって。

みなさんの質問に今年もバウムゲルトナーさんとマナさんがお答え。



「なぜ大使館があるんですか?」←無かったらボクはどこで寝ればい~の=^_^;=
「なぜ保存食が多いんですか?」←ソーセージのことですニャ=^_^=
「昼休みにワインやビールを飲むんですか?」←ニャ、ニャんと=^_^;=
などなどバラエティに富んだ質問が次から次へ・・・

そんな中、こんな質問が・・・
「ドイツにじゃんけんはありますか?」

ありますよ~♪
ドイツでは色々な呼び方がありますが今日はこちらをご紹介。

「Schnick, schnack, schnuck」

日本の「じゃん、けん、ぽん」と同じリズムで「シュニック、シュナック、シュヌック」って発音。この言葉には特に意味は無いんだ。じゃんけんと同じですニャ=^_^=
そして
「グー」は「Stein(シュタイン、石)」、
「チョキ」は「Schere(シェーレ、はさみ)」、
「パー」は「Papier(パピーア、紙)」
でこちらもいっしょ♪
早速バウムゲルトナーさんと勝負してたニャ=^_^=



ドイツのマンガを見たり、



美容と健康にぴったりでおいしいドイツパンを体験したり、



バウムゲルトナーさんからサインをもらったりして楽しそう♪



大使の車の前で記念撮影した後は、



昨年暮れに日本テレビで放送された番組(生徒さんもみてくれたみたい♪)でかなり有名にニャったクマさんといっしょに記念撮影♪



楽しい東京滞在になりますよ~に♪
チュース=^_^=

2014年1月12日日曜日

休館日 2014



年末から年始にかけて飲み過ぎちゃった・・・そこで今年の休肝日をお知らせしま〜す♪

じゃ、なくて今年のドイツ大使館とドイツ総領事館の「休館日」ですニャ=^_^;=

ドイツは州によって祝日が違うから、今年もドイツ外務省があるベルリンの祝日と日本の3つの祝日、クリスマス・イブと大晦日、そして土曜日と日曜日が休館日。
日本の祝日で「成人の日」はドイツ大使館だけがお休みで、「天皇誕生日」はドイツ総領事館だけがお休みですニャ=^_^=

1月 1日(水) Neujahr / 元旦
1月13日(月) Tag der Volljährigkeit / 成人の日(日本の祝日、ドイツ大使館のみ休館
4月18日(金) Karfreitag / 聖金曜日
4月21日(月) Ostermontag / イースター
5月 1日(木) Maifeiertag / メーデー
5月29日(木) Christi Himmelfahrt / キリスト昇天祭
6月 9日(月) Pfingstmontag / 聖霊降臨祭
7月21日(月) Tag des Meeres / 海の日(日本の祝日)
10月 3日(金) Tag der Deutschen Einheit / ドイツ統一記念日(ナショナルデー)
10月13日(月) Tag des Sports / 体育の日(日本の祝日)
12月23日(火) Geburtstag des Kaisers / 天皇誕生日(日本の祝日、ドイツ総領事館のみ休館
12月24日(水) Heiligabend / クリスマス・イブ
12月25日(木) 1. Weihnachtstag / クリスマス第1日
12月26日(金) 2. Weihnachtstag / クリスマス第2日
12月31日(水) Silvester / 大晦日

今年のドイツ各州の祝日はこちら ⇒ドイツ大使館ホームページ「ドイツの祝日」

ドイツは日本と違って振替休日が無いけど、今年も日曜日に祝日が当たらなくてよかったニャ=^_^=

2014年1月11日土曜日

観劇して感激♪



大使館のフェイスブック(https://www.facebook.com/GermanyInJapan)でも紹介した劇団四季のファミリーミュージカル『ふたりのロッテ』。明日の千秋楽を迎える前に、昨日観にいってきたニャ=^_^=
作者のエーリッヒ・ケストナーはドイツの詩人で作家。この『ふたりのロッテ』の他にも『エーミールと探偵たち』や『点子ちゃんとアントン』、『飛ぶ教室』などたくさんの子供向けの作品がありますニャ=^_^=
日本を代表する劇団の「劇団四季」はもう昔からこの『ふたりのロッテ』を上演。実は昔ボクも観たことがあったんだ。
会場は浜松町の「自由劇場」。お城の中の様な雰囲気でたくさんの親子連れが来ていたニャ=^_^=
俳優さんたちのすばらしい歌やキレのある踊り、そして演技に感動。時折声をだして笑ったりちゃった=^_^;=
ロッテがルイーゼに入れ替わっていることがわかりお母さんが抱きしめるシーンでは思わず泣いちゃった=T_T=

この物語は第二次世界大戦中にすでに映画の脚本として書かれていたんだけど、当時のナチス・ドイツによって制作できなかったんだ。そして戦争が終わった後、1949年に小説として発表されたんだ。もちろん最初にこの話を構想した時、作者のケストナーは戦争後ドイツが東西のふたつに分かれてしまうことなど想像しなかったと思うけど、離ればなれになった家族がいっしょに暮らせる様に願うロッテとルイーゼが、東西に分かれた当時のドイツのこととダブって感じちゃった・・・
ちなみに主人公の「ロッテ」と「ルイーゼ」のネーミングは、ケストナーの内縁の奥さんのルイーゼロッテ・エンダーレさんから名付けられてるんだって♪
そしてドイツ語のタイトルは『Das doppelte Lottchen』だけど英語だと『Lottie and Lisa』(ロッティーとリサ)になってる・・・

この劇団四季のミュージカルはこれからいろんな地方でも公演されるみたい♪みなさんも機会があったらぜひど〜ぞ♪
久しぶりのミュージカル観劇で感激したニャ=^_^=

2014年1月8日水曜日

おつかれさま・・・



昨日はドイツのクリスマスツリーの処分方法を紹介したけど(⇒ 「バラバラに切断して土に埋める」)、ちょうどバーバラからベルリンの様子が送られてきたニャ=^_^=
写真はベルリンのプレンツラウアー・ベルク。以前紹介した今とってもトレンディな町。(⇒ 「ベルリン街角情報」)


より大きな地図で プレンツラウア・ベルク を表示

昨年9月に訪れた時にも歩いたけど、このあたりはベルリンの中心地に近いだけに集合住宅ばかり。だからツリーを細かく切断して自宅の庭に埋めるのは無理。

おとといの1月6日が最初のクリスマスツリー回収日だったみたいで、役目を終えたツリーがたくさん道端に・・・





温かい部屋から寒空に放り出されたツリーがちょっと気の毒に感じつつも、ツリー達は仕事を完遂して満足なはず♪
楽しいクリスマスをありがと♪ニャ=^_^=

2014年1月7日火曜日

バラバラに切断して土に埋める



時間が経てば形もわからなくなり・・・って、何やら物騒ニャ出だし。

まさか完全犯罪?!

ご安心を♪これはクリスマスツリーの処分方法のことですニャ=^_^;=

今日、アトリウムに飾られてたクリスマスツリーが片付けられたんだ。「わたしのドイツ」の展示もいっしょに片付けられて、アトリウムはニャんだかガラ〜ンとしてちょっと寂しい・・・
昨日は職員さんが集まって新年恒例の記念撮影をして、2014年が本格的に始動。



そして先日ハフィントン・ポストで紹介した様に、この頃にドイツではクリスマスを見守ってくれたツリーを片付けるんだ。(⇒ ハフィントン・ポスト「日本初のクリスマスツリーはドイツからやってきた ツリー発祥の地、ドイツでのクリスマスの楽しみ方」

ドイツでは多くの家庭でクリスマスツリーに本物のモミの木を使用してるので、庭がある家庭では木を細かく切って土に埋めたりしてるみたいだけど、ほとんどの家庭が行政の回収を利用。回収日に使用済みのツリーを道に置いておくと回収してくれるんだって。



大使館のツリーはというと、職員さんがツリーを細かく切断して土に還したニャ=^_^=

2014年1月1日水曜日

馬づくし



明けましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いします=^_^=

今年は「午年」ということでドイツの馬に関することを探してみると・・・

ドイツでは馬の図柄を紋章に使った州が2つ♪
ニーダーザクセン州とノルトライン=ヴェストファーレン州。





お隣同士のこの2つの州の紋章に使われている馬は実は同じ馬で、中世初期のザクセン大公ウィドゥキント(又はヴィドゥキント、Widulind / Wittekind, 730年頃〜808年?)の伝説の白馬ニャんだ=^_^=
ウィドゥキントはザクセン部族のリーダーとしてカール大帝率いるフランク王国とのザクセン戦争を戦ったんだ。フランク王国の目的は領土拡大とキリスト教の布教。当時のザクセン社会はキリスト教を受け入れず伝統的な神々を信仰してたんだ。30年以上に渡る戦いの結果、ウィドゥキントは降伏してキリスト教に改宗。強制的に行われた洗礼の後にカール大帝から贈られたのがこの白馬だったんだ。その後この地域を支配した多くの貴族がこの白馬を紋章に使用したんだニャ=^_^=

実はノルトライン=ヴェストファーレン州のヘルフォルト郡の紋章は白馬じゃ無くて黒い馬ニャんだ=^_^=



これもウィドゥキントに因んでいて、ウィドゥキントがキリスト教の洗礼を受ける時に乗り付けたのがこの黒い馬。ヘルフォルト郡のエンガーの教会にはウィドゥキントの棺があって、同郡は「ヴィテキンツラント(Wittekindsland)」(ウィドゥキントの国)と言ってるんだ。

そしてドイツで「馬」といったらこの都市を忘れちゃいけません。同じくノルトライン=ヴェストファーレン州でベルギーとオランダの国境近くのアーヘン♪



カール大帝出生の地でフランク王国の首都でもあったアーヘンは、1978年にドイツで最初に世界遺産に登録されたアーヘン大聖堂で有名だけど、実は馬術競技がとっても盛ん。町には5万人を収容できる乗馬競技場をはじめ乗馬に関する施設が充実♪毎年行われるCHIO(Concours Hippique International Officiel)国際馬術大会は世界最高峰。オリンピックでもドイツは馬術でメダルをたくさん獲得してるニャ=^_^=

ドイツ人はみんな馬が大好き♡
特に10代の女の子は潜在的に馬が好きで、乗馬にとっても憧れてるんだって♪
馬は「働き者」の象徴だし、ペットとしても人気ニャんだ=^_^=

馬はドイツ語で「Pferd」(プフェアド、「プ」は弱く発音)。
ドイツに「干支」は無いけれど、
今年1年みなさん健康で何事もウマくいきますよ〜に♪=^_^=