句集『国境』をいただいちゃった♪
作者のハルツォーク洋子さんは、以前大使館の広報部長だったハルツォークさんの奥さま。
外交官の妻として海外の国々での生活を続けていく上で、「日本語を忘れないために」俳句をはじめたそうで、この句集にはルクセンブルク、ギリシャ、ドイツ、日本、韓国、シンガポールと滞在した国別に343句が収められてるニャ=^_^=
タイトルの『国境』は、これまで何百回と国を越えて生活してきたことを端的にそして衝撃的に表現されていて、ご自身曰く「浮草」生活20年の独り言を俳句に託した作品が一冊にまとまったとのこと。
海外の生活の中で切り取った日常のことから、
「おとし蓋ことこと万聖節の朝」
歴史のうねりの中で直に感じたその変化を、
「薫風や取り除かれし国境(くにざかい)」
ハルツォークさんは句に認(したた)めてる・・・
それにしてもネコは万国共通暖かいところを探す名人ですニャ=^_^=
「猫の知る温突(オンドル)効いてゐる処(ところ)」
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