2011年11月25日金曜日

150年前の11月25日は・・・


物理学者ユリウス・ロベルト・フォン・マイヤー47 歳の誕生日。見聞を広めたいと思ってオランダの植民地で軍医となることを決意。1840年、オランダ船の船医として東インド諸島への航海に同行中、東ジャ ワで瀉血(しゃけつ)のため船員の血液を採取すると、その静脈血が、寒い地域のそれより鮮やかな赤い色をしているということに気付いたんだ。血液が赤い色 をしているということは、それだけ血液中に酸素が多く含まれているということで、静脈中に酸素が多く含まれているのは、この地域の気候では生活する上で酸 素をあまり必要としないことを意味して、それは熱帯地域では人間の体温を維持するのに必要な熱量が少なくて済むために、それだけ必要な酸素の量が少ないと いうことだと考えたんだ。そしてこの考えを発展させて、熱と運動の関係性について「酸素の消費は体温の維持だけでなく、人間の運動の結果によるところもあ るのだから、熱と運動とは何らかのかかわりがあるのではないか」と考えて、熱と仕事が相互に変換可能であること、「エネルギー保存の法則」を1842年5 月31日に論文で発表したんだ。比熱に関する「マイヤーの関係式」にも名前を残してるニャ=^_^=

そして技術者カール・ベンツ17 歳の誕生日。世界で最初に実用的なガソリン動力の自動車を発明したんだ。1886年に、4サイクルのガソリンエンジンを搭載した三輪の自動車の開発に成 功。この三輪車はパテント・モトールヴァーゲンと名付けられて、1886年1月29日に、この発明に対して帝国特許局から特許登録証が交付されたんだ。こ れは世界で最初の「ガソリンを動力とする車両」に対する特許で、この日は初めて乗用車が誕生した記念日とも言われているんだ。偶然にも同じ年、ダイムラーもガソリン動力車両を発明していたんだ。ダイムラー・ベンツ(ダイムラー)の創立者の一人でもあり、メルセデス・ベンツのブランドに名を残しているニャ=^_^=




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