2011年7月18日月曜日

フランクフルトとなでしこ



「サッカー女子ワールドカップ2011 ドイツ大会」は日本での女子サッカーの知名度を飛躍的に上げた歴史的大会となったニャ!
ドイツがなでしこに負けて大会3連覇を逃したのはとっても残念だったけど、なでしこが強敵のアメリカを破って世界一になったことは今でも夢のよう!(もう起きてますニャ=^_^;=)
なでしこ達の「あきらめない!」そのプレースタイルに元気をもらったニャ!

ところで決勝戦が行われたフランクフルト。実はドイツにはもう一か所フランクフルトがあるんだ。
決勝戦が行われたヘッセン州のフランクフルトは正式には「フランクフルト・アム・マイン」(マイン川沿のフランクフルト)。ドイツ、そしてヨーロッパの中心的な都市で、シュタンツェル大使のふるさと。
そしてもう一つは「フランクフルト・アン・デア・オーダー」(オーデル川沿いのフランクフルト)でブランデンブルク州のポーランドとの国境近くにあるんだ。オーデル川は、ドイツとポーランドの国境線のオーデル・ナイセ線の「オーデル」だニャ。
みんなは「フランクフルト」っていうとソーセージを思い浮かべニャい?「フランクフルト・ソーセージ」は和製語で、太くて大きなソーセージは元々フランクフルト名産のヴルスト(=ソーセージ)のことニャんだって。

今大会旋風を巻き起こしたなでしこ。
「なでしこ」はナデシコ科ナデシコ属の植物のことで秋の七草の一つニャんだって。ナデシコ属にはヤマトナデシコの異名を持つカワラナデシコ、ヒメハマナデシコ、ハマナデシコ、シナノナデシコと種類が豊富。あのカーネーションも仲間なんだって!
「撫でし子」と語意が通じるから子どもや女性にたとえられて、和歌などに多く参照されてるんだって。『源氏物語』の巻名のひとつ「常夏」(とこなつ)は、常夏の花(ナデシコ)を詠んだ和歌「なでしこのとこなつかしき色を見ばもとの垣根を人や尋ねむ」に因んでるんだって。
その花は、か弱く可憐で、大活躍の「なでしこ」とは全然違うイメージだけど・・・
サッカー女子日本代表の愛称「なでしこジャパン」は、女子代表の認知度を高めて女子サッカーの発展につなげる意味でJFAが愛称を募集。約2700通の応募の中から選ばれたんだって。それまでの大会では「大和撫子」と呼ばれてたんだニャ。
「大和撫子」は日本人女性の「凛とし清らかな美しさ」を讃える言葉。あ、ちゃんと「なでしこジャパン」を表してるニャ!=^_^=

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