2011年7月24日日曜日

150年前の7月24日は・・・


テディベアで有名なドイツの人形メーカーのシュタイフ社(Margarete Steiff GmbH )の創業者マルガレーテ・シュタイフ14歳の誕生日。1才半で小児麻痺を患い、両足と右手が不自由となるハンデを負って生涯車椅子と過ごす事になったけど、ハンデを乗り越えてフェルト店「フェルト・メール・オーダー・カンパニー」を設立。1880年に義理の妹へのプレゼントに作った、フェルト製のゾウの針刺しが世界ではじめてのぬいぐるみとして人気にニャったんだ。1902年に甥リヒャルト・シュタイフのスケッチをもとに熊の人形(ベア)を制作。翌年ライプチッヒの見本市に出展したけど毛が生えたモヘア製で、大きくて重く、値段も高くてまったく人気がでなかったんだって。でもアメリカのバイヤーの目にとまり3000体ものオーダーにこぎつけたんだ。そしてアメリカに渡ったベアがルーズベルト大統領の晩餐会のテーブルディスプレイに使われて、テオドア・ルーズベルト大統領のニックネーム「テオドア=テディ」にちなんで「テディベア」と呼ばれ大ブームを起こしたんだって。人形はひとつひとつ職人の手作り。だから同じ種類でも顔はちょっと違うみたい。ボクも作ってくれニャいかニャ=^_^=

そして実業家の濱口梧陵(はまぐちごりょう)41歳の誕生日。醤油醸造業を営む浜口儀兵衛家(現・ヤマサ醤油)当主で、1854年12月24日夜、安政南海地震の津波が彼の住む広村に襲来した際に、自身の田にあった藁の山に火をつけて津波から村人を救ったんだ。津波から命を救えるかは、情報の伝達の速さが関わっているという教訓を残して、これをもとに作られた物語が『稲むらの火』として知られているんだニャ。広村の復興と防災に投じた莫大な費用は全て濱口が私財を投じて賄ったんだって。スゴイニャ=^_^=




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